『五感にゴクゴク栄養を ♪』
UniOVOこどもの森 山永幹子です。
奇跡のお稽古
涼し気なお着物で
こどもの森にご登場してくれたのは
堀内紀彦先生
お持ちくださった
美しいむくげのお花
こども達の空間に
不思議な空気を醸し出し
その周りだけ
まるでお茶室の温かさ
紀彦先生のお点前が始まると
小さなみんなも
紀彦先生の手元を凝視
教室が静まり返った。
その宝物の一服を
あみ先生が代表して頂くと
ぱあっと素敵な笑顔に。
(なになに?あのお茶碗に入っていたのは?)
ちびっこもそれを見て
気持ち高まり、
(やりたい!のみたい!)
って、前のめりに。
まず、
花園大学の茶道部の
皆さまが、
こども達に
お道具について
優しく説明してくれました。
いよいよ
お待ちかねのお菓子の時間。
好きな懐紙を選ばせて貰って、
まあるい御池煎餅を
のせてもらうと、
「みんなが揃うまで待てるかな?」
紀彦先生のお声に、
2,3歳のひよこ組さんは
御池煎餅を目の前に、
「ん・・・・?」
みんなに
「まあだあだよお!」
って、声かけあって。
しっかりみんなが揃うのを
待ってたね。
そして、いただきます。
1才ちゃんは、
(な、なに?おいしそうなまあるいものは?)
思わず、
前のめりでお口でお出迎えに。
なんとも
幸せな笑顔がこぼれる時間が過ぎて
いよいよ
みんなもお茶を点てることに。
茶筅を手に持ち
クールクル。
写真に撮るように
全てを写し取る天才期のみんな
しゃかしゃかしゃか
しゃかしゃかしゃかしゃか
しっかり手首も滑らかに
それぞれにお茶を点て、
お抹茶を頂きます。
1歳ちゃんも
茶筅をふりかざし、
何か喜びを紀彦先生に
伝えてる。
お抹茶のお味は
どうだったかな?
ごくりごくごく
ごくごくごく!
あれ?全部?
のめちゃったの?
最後の最後まで
茶筅を忙しく動かしたり
美しいお抹茶の緑にみとれていた
2歳さん。
とても綺麗な手つきで
お茶をのみほし
ふうって一息
キラキラした表情で
紀彦先生を見つめてる。
まるで
(オチャタノシカッタヨ)
って、言ってくれてたの?
お迎えに来られた
ママたちお一人づつにも
紀彦先生自ら
お茶を振舞ってくださり、
ママたちもほっこり。
お玄関で
「先生、元気が出てきた!」って
帰っていかれるママを
見送りながら
お茶の力
お茶をする心
もっと深く学びたいなと
改めて感じました。
花園大学茶道部の皆さま
さくら先生、そら先生、たくま先生
あたたかい見守りとご指導
本当にありがとうございました。
紀彦先生、お暑い中
小さなみんなのかけがえのない時に、
本当に貴重な奇跡のお稽古を、
幸せな時間を
ありがとうございました。