UniOVO こどもの森

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あひるのえんそく


2025.7.16
モンテッソーリ

『五感にゴクゴク栄養を』

UniOVOこどもの森 山永幹子です

 

あひるのえんそく

 

モンテッソーリの

言語のレッスンの始まり

 

「言葉あそび」

 

平仮名五十音の順番に

「あ」のつくもの探します

 

それは春に

お散歩行きながら

 

みんなで音の世界だけで

楽しく

言葉を集める遊び

 

「あ・・・あめ、

あ・・・あし、

あ・・・あひる」

 

そこに繋げて

みんなで歌ってきました

「あひるのえんそく

あいうえお〜♪

あいうえお〜♪

あいうえお〜♪」

 

夏になり

五十音の積み木を

出してみました

 

蓋に

五十音の平仮名が

書かれていて

 

蓋を開けると

五十音の積み木が

並んでいるのです

 

魔法の呪文を

解こうとするかのように

 

小さなみんなの目が

静かに爛々と燃えています

お口の形を見てもらいながら

「あ」

すると小さな唇が

動いて

「あ」

 

「い」

「い」

 

「う」と唇尖らせてみたら

見事に彼も

「う!」

あいうえおって

積み木を出して並べたり

 

発音しながら

お引越し

目と耳と

自分の指先使って

 

染み込む様に

平仮名に触れられる

 

最後に

「一緒に読んでみようか?

あひるのえんそく

あいうえお〜♪」

小さな声で歌ってみると

「あ、い、う、え、お」

 

平仮名目で追いながら

一緒に読めたね

こども達の中で

「音と文字の出会った瞬間」

 

その喜びが

あの子の瞳から

溢れてるように

見えたんだ

お花の水切り


2025.7.11
モンテッソーリ

『五感にゴクゴク栄養を』

UniOVOこどもの森 山永幹子です

 

お花の水切り

 

夏色のお花

暑さに元気がなくなる前に

お花の水切り

 

花瓶のお花を

いったん洗面器へ

花瓶の

お水を捨てて

きれいなお水に

入れ替えたら

 

お花を戻す前に

 

洗面器の水に

お花の切り口をつけて

先っちょをチョキン!

「こうすると

スーってお水吸い上げたね?」

勿論

それは目には見えないけれど

 

お花の水切りの

効用を伝えて

すると何だか

お花に話しかけてる

2才さん

 

1才さんも

やりたい!やりたい!

 

興味津々

お花バサミが

大きかったので

 

今日は水切りした

お花を生けてもらうことに

全部、水切りしたら

洗面器の中の

茎や葉を

ひとつづつ

つまんで水切って

紙に包んでゴミ箱へ

 

お仕事が終わると

花瓶をお玄関に戻します

 

こども達の

愛の手に触れ

 

お花も

にっこりしてるみたい

ありがとう

色水の空け移し


2025.6.11
モンテッソーリ

『五感にゴクゴク栄養を』

UniOVOこどもの森 山永幹子です

 

色水の空け移し

 

大胆に水と戯れて

身体に、肌に

いっぱいに感じたり

 

こちらは

色水の空け移し

 

腕や手首

指先を繊細に使う

大人気のお仕事

 

魔法のお粉を

水に入れると

ゆらりゆらりと

とけていき

 

魔法のお水の

出来上がり!

 

「いちごジュースかなぁ?」

というと、

「ちがうよ、ワインだよ。」

(ええっ、ワイン知ってるの?)

 

ひよこ組さんは

量線がつけてある

色んなグラスの

 

線のところまで

その色水を

注いでいきます

 

そろりと器を傾けて

量線とにらめっこ

息をのみながら

水さしの傾きをクイッと戻すと

 

「あ〜、ぴったり!

カンパーイ!」

ちょっぴり溢れちゃったりも

ありながら

 

こぼれたら

タオルで拭けばいいことも

学びます

 

「ひとりでできるよ!」

大好きな

お母さんのお仕事は

憧れ

 

「お母さんみたいでしょ」

って、こんなに素敵な笑顔に

ふるさと宅急便


2025.5.21
モンテッソーリ

『五感にゴクゴク栄養を』

UniOVOこどもの森 山永幹子です

 

ふるさと宅急便

 

 

こどもの森に

故郷宅急便が届きました

 

青々とした

瑞々しいえんどう豆が

箱いっぱいに

 

早速みんなの

大好きなお豆むきタイムが

始まりました

 

お豆のお尻をペコっと押すと

筋の間に隙間が見えて

そこに指先を入れて

パカっと開くと

ピッカピカのお豆さん

みんな

お豆さんのお顔が見えるたびに

(うわぁ・・・)

心で

大歓喜しているよう

 

心を傾けて

真剣に鞘を開けようと

奮闘中

 

指先で

小さな命を感じてる

上手に剥けるようになると

今度はお豆の

大きさに注目!

 

中には

小さな小さなお豆を発見

「ねえ、ちっちゃいよお!」

小さなお豆さんを

愛しむように報告してくれます

 

2歳さんたち

お散歩で、森で、公園で

全身を使って

たっくさん集めた感覚を

栄養に

 

「おおきい」「ちいさい」

「ながい」「みじかい?」

 

様々な概念を

内側に構築中!

 

1歳さんも
初めは片手で

触ってみて

びっくりドッキリ

片手に集中すると

反対の手に

意識がいきにくいのだけど

 

お豆が

鞘の隙間から顔出すと

自然に

身体の中央に両手が

寄ってきて

小さなお豆が

ぽろんぽろんと

 

細い指先で手前のお椀に

転がり落ちる度

 

ビックリお目々に

勿論この日も

みんなママにお土産って

ウキウキ

鞘から取り出したお豆を

それぞれ袋に入れてあげようと

準備していた時

 

お豆は袋に

お豆を取り出した鞘はゴミ箱に

捨てようとしていたら

 

1歳ちゃんが強い瞳で

(なんで?)って?

「これも・・・持って帰るの?」

って、聞くと

「うぐう~っ!」

お返事してくれた

 

お豆は美味しくて

鞘は食べられないから

要らないなんて・・・

 

大人は思ってしまうけど

どちらも薄緑の

えんどう豆

 

初めての出会った

あなたには

どちらも大切だったんですね

 

夜になると

パパとお豆ご飯

炊いたよって

 

美味しそうに豆ごはんを

ほおばるお顔を

届けてくださった

 

これで

小さな命の物語

 

こども達の中で

繋がったね

 

こちらはママと

 

実はこのえんどう豆

 

長崎に

住んでる90歳の義母が

 

小さなみんなが

素手で触っても大丈夫なように

 

無農薬で育て

収穫したら、

 

鞘ごときれいに洗ってから

クール宅急便で

 

「膝も腰も痛いから

もう無理よ」

そう言いながら

 

今年も送ってくれました

お豆が付いた日は

木曜日

 

この日のアフタークラスは

年中さん

年中さんのみんなも

お豆むきむき

ナーサリーの頃よりも

巧みに指先を使って

おかあさん

 

来年も元気で

送ってくださいね

お豆ムキムキ


2025.5.1
モンテッソーリ

『五感にゴクゴク栄養を』

UniOVOこどもの森 山永幹子です

 

お豆ムキムキ

 

自然物は

こども達には魅力的

 

今はお豆の収穫期

 

すじをとって、

お豆むきを

見てもらってから

 

「こんな風にやってみる?」

 

提案すると

みんな

うんうんうなづいて

 

小さな手を伸ばします

でも

見たよりも思い通りに

開いてくれない

お豆のサヤを

 

穴が空くほど

見つめて

 

ねじってみたり

ひっぱってみたり

お豆のおしりを

ぷんと押すと

パカっと開いた

顔を見せてくれた

お豆ファミリー

 

思わず「おおっ!」と

見つめるたまご組さん

ひよこ組さんは

 

何人家族かなと

一緒に数えてみる

「いち、にい、さん、しい」

と数え始めると

 

「ごっ!」

って、1歳ちゃん

 

お豆さんを

取り出す時

 

お豆はひとつひとつ

臍の緒みたいな部分で

さやにくっついてた

自然は

命についても

教えてくれる

 

ご自分で

ムキムキしたお豆を

「ママにおみやげ!」

って、

お豆入りのビニール袋

握りしめて帰った男の子

 

夕飯には

ママがお豆ご飯に

大変身させてくださったそう

 

美味しかっただろうなぁ