『五感にゴクゴク栄養を』
UniOVOこどもの森 山永幹子です ♪
コグニティブマップ
冬の朝
この日は珍しく
ポカポカ
バスに乗って
朝のお散歩へ
みんなでバス停へ
手を繋いで向かいます
バスの
車窓からは
工事中の現場で
動くクレーン車や

いつも見上げる
赤い二階建てバスも

うんと近くに
見えるのです
それだけでも
大喜び
瞳が歓喜に溢れています

一番前の
お席の目の前には
京都市中
張り巡らせた
バスの路線図があり
ひよこ姉ちゃんが
「今、どこ?」
停留所にとまるたび
確認です
そこで
地図を指差して
「今は、烏丸丸太町だよ」
「カラスママルタマチ!」
呪文をマスターするかのように
繰り返します
そして
遠い目をして地図を見てる
2才のたまご兄ちゃんも
地図を指差し楽しそう

「こども達は
自分の周りの世界の地図を
作り出そうとしてる
ジグソーパズルのピースを
ひとつひとつ組み合わせて
広がる世界が
僕が知ってる安心、安全な世界」
15年前、脳科学者の
久保田競先生の講義で
伺ったことがあります
だから
ベビーちゃんのお散歩も
ルートを一定に
ここを右に曲がると
パン屋があるとか、
ここを左に行くと
おばあちゃんちとか
同じルートが
自分の世界を作りやすくて良いのだと
ここは
モンテッソーリ先生の
秩序感の敏感期の内容と同じです
そのこども達の
自分の世界を
創り出す力について
10年ほど前
当時は、
園バスで
お友だちを送迎していた時に
こども達は
送ってもらえる順番を
みんなが知っていたというのです
添乗してくださってた
先生から伺いビックリしました
京都なので
祇園祭の季節には
交通渋滞や
山や鉾を避けるため
道順を変更して
運行していたら
「次は〇〇ちゃんなのに、
どうして曲がったの?」
順番が変わること
道順が違うことに
違和感を持ち
半ば怒って
上手に言葉で伝えてくださった
3歳さんがおられたそうです
きっと0.1.2.3歳の気持ち
代表して教えてくださったんだなと
当時思いました
こども達は
日々のルーティンの中で
見てるだけ
聞いてるだけに見えて
環境から様々ことを
吸収しているということを
教えてもらった一幕でした
「ニイハチヨンゴ」
不意にひよこ姉ちゃんが
高いところを見て呟いた
上を見ると
ああ、これなのね?

すると
隣の2歳さんも
お姉ちゃんと復唱し始める
「ニイハチヨンゴ」
「ニイニイニイゴ!」
特に
大人が言うよりも
自分より
年長のお兄さん、お姉さんは
猛烈に憧れを
掻き立ててくれますもんね
なんでも
ミラーニューロンなんだなぁ
この辺りで
この日は烏丸今出川に
到着
みんなの大好きな
児童公園へ向かいます
みんなは
運転手さんに
ありがとうと手を振り
バスを降りると
お日さまポカポカ
よかったぁ
