『五感にゴクゴク栄養を』
UniOVOこどもの森 山永幹子です ♪
ふるさと宅急便
こどもの森に
故郷宅急便が届きました
青々とした
瑞々しいえんどう豆が
箱いっぱいに
早速みんなの
大好きなお豆むきタイムが
始まりました
お豆のお尻をペコっと押すと
筋の間に隙間が見えて
そこに指先を入れて
パカっと開くと
ピッカピカのお豆さん
みんな
お豆さんのお顔が見えるたびに
(うわぁ・・・)
心で
大歓喜しているよう
心を傾けて
真剣に鞘を開けようと
奮闘中
指先で
小さな命を感じてる
上手に剥けるようになると
今度はお豆の
大きさに注目!
中には
小さな小さなお豆を発見
「ねえ、ちっちゃいよお!」
小さなお豆さんを
愛しむように報告してくれます
2歳さんたち
お散歩で、森で、公園で
全身を使って
たっくさん集めた感覚を
栄養に
「おおきい」「ちいさい」
「ながい」「みじかい?」
様々な概念を
内側に構築中!
1歳さんも
初めは片手で
触ってみて
びっくりドッキリ
片手に集中すると
反対の手に
意識がいきにくいのだけど
お豆が
鞘の隙間から顔出すと
自然に
身体の中央に両手が
寄ってきて
小さなお豆が
ぽろんぽろんと
細い指先で手前のお椀に
転がり落ちる度
ビックリお目々に
勿論この日も
みんなママにお土産って
ウキウキ
鞘から取り出したお豆を
それぞれ袋に入れてあげようと
準備していた時
お豆は袋に
お豆を取り出した鞘はゴミ箱に
捨てようとしていたら
1歳ちゃんが強い瞳で
(なんで?)って?
「これも・・・持って帰るの?」
って、聞くと
「うぐう~っ!」
お返事してくれた
お豆は美味しくて
鞘は食べられないから
要らないなんて・・・
大人は思ってしまうけど
どちらも薄緑の
えんどう豆
初めての出会った
あなたには
どちらも大切だったんですね
夜になると
パパとお豆ご飯
炊いたよって
美味しそうに豆ごはんを
ほおばるお顔を
届けてくださった
これで
小さな命の物語
こども達の中で
繋がったね
こちらはママと
実はこのえんどう豆
長崎に
住んでる90歳の義母が
小さなみんなが
素手で触っても大丈夫なように
無農薬で育て
収穫したら、
鞘ごときれいに洗ってから
クール宅急便で
「膝も腰も痛いから
もう無理よ」
そう言いながら
今年も送ってくれました
お豆が付いた日は
木曜日
この日のアフタークラスは
年中さん
年中さんのみんなも
お豆むきむき
ナーサリーの頃よりも
巧みに指先を使って
おかあさん
来年も元気で
送ってくださいね